ヒモの手帖

今日は何を作ろうか

2016-01-01から1年間の記事一覧

苺のショートケーキ

クリスマスや誕生日といった特別な日に欠かせないのが真っ白いクリームに赤い苺がちょこんとのったショートケーキ。最近では色々な種類の生地やムースが出てきて、ケーキもどんどん複雑になっていくけれど、ショートケーキの魅力はそのシンプルさにあると思…

「パイ包み焼き」のパイ

世の中には「パイ包み焼き」という料理がある。 ナイフやフォークを突き立てなくとも「パリパリ」と聞こえてきそうなほど香ばしく焼かれたパイに肉や魚、時にはスープなどが包まれている小洒落た料理だ。 私がはじめて「パイ包み焼き」を食べた時、パイから…

苺ジャム

春の盛りから終わりにかけて、いよいよ苺が安くなってくると、我が家では苺ジャムを作ります。ジャム作りには生で食べるには少し物足りないといったような小ぶりな苺がぴったりです。甘さがいまいちでも、香りと酸味があれば充分!お砂糖と火の力でフレッシ…

チキンカレー

カレーといえばビーフカレーにポークカレー、チキンカレーにシーフードカレー、他にも各家庭で名のつかない色んな種類のカレーがあることと思います。中でも私が好きなのが具が鶏肉だけのシンプルなチキンカレー。サラサラとしていて欧風カレーより少しスパ…

おかかの焼き飯

焼き飯というと思い出すのが小学生の頃の夏休み。両親が共働きだったせいか朝ご飯を作るのは父の仕事。その片手間に冷蔵庫にあるものを十把一からげにご飯と炒め合せた焼き飯が私のお昼の定番でした。だいたい野菜ばっかりだったけれど、たまに赤いかまぼこ…

マーマレード

冬から春は多くの柑橘類の旬。最近スーパーや八百屋さんに行くと聞いたことのない名前の柑橘類が所狭しと並んでいて驚かされます。明るいオレンジ色のものから赤みがかっているもの、黄色っぽいものまで色は様々、形も子供の頭くらいあるんじゃないかという…

チゲ鍋

冬の寒い日に食べる真っ赤なチゲ鍋は格別です。どんなに寒い日でも、まるでマグマのようにふつふつ煮立って湯気が立ち昇るチゲ鍋を頬張っていると次第に体の中から温まって、否が応にも汗をかいてしまいます。チゲ鍋は辛さがもちろん特色だけれど発酵食品で…

鶏肉の白ワイン酢煮込み

お酢で煮るのに出来上がりは酸っぱくない不思議でおいしい煮込み料理。昔、私の母がよく作ってくれた料理のひとつで、キッチンから酸っぱい匂いが漂ってくると今晩の夕ご飯はこれだ!と喜んだものでした。 お酢はじっくりふつふつと煮詰めてあげるとツンとし…

りんごのコンポート

寒い冬はりんごの季節。真っ赤に熟したりんごは何とも言えない甘い香りがたまりません。割ってみれば中には鮮やかな黄色の蜜がたっぷり。甘酸っぱい風味やしゃりしゃりとした小気味良い歯応えはフレッシュなりんごでしか味わえないおいしさです。しかし、そ…

味噌つみれ鍋

冬の寒さが厳しくなってくると市場や道の駅の片隅に時折テントが張られ、なにやら美味しそうな匂いと一緒にもくとくと白い湯気が立ち昇っていることがあります。そう、つみれ汁です。私はその美味しそうな目印を見つけるとたまらなくなって、小銭を握りしめ…

薬味酢飯

私は小さい頃、薬味があまり好きではありませんでした。葱なんかはまだ良かったけれど茗荷や大葉のあの独特な香りを嗅ぐと、どうして既においしい食べ物にこんなものを合わせるのだろうとよく不思議に思ったものです。パクチーなどはもう恐怖の対象でしかあ…

ぶりの照り焼き

我が家では冬の魚と言えばぶり。近ごろはみかんぶりやスダチぶりといった柑橘系の果物の皮を食べさせて養殖したフルーツ魚なんていうのが出てきていますね。また、養殖でも産地によってはブランドがあって天然物より値段が高かったりして驚かされます。だか…