ヒモの手帖

今日は何を作ろうか

チキンカレー

カレーといえばビーフカレーにポークカレー、チキンカレーにシーフードカレー、他にも各家庭で名のつかない色んな種類のカレーがあることと思います。中でも私が好きなのが具が鶏肉だけのシンプルなチキンカレー。サラサラとしていて欧風カレーより少しスパイシー、近所のインド料理屋さんで食べるインドカレーよりもあっさりとしている、そんなカレーが私の理想のカレーです。市販のカレールーを使わずに、カレー粉やスパイスから作るというと難いと思われるかもしれないけれど意外と簡単!何と言っても香りが断然違います。スパイスは一度買ってしまえば少量しか使わないから長持ちするし、他の料理にも使うことができ、料理の幅も広がります。ぜひ一度、スパイスから作る本格カレー作ってみてください。

【材料】
鶏骨付き手羽元 1パック
にんにく 1片
しょうが 1欠片
玉ねぎ 2個
トマト 1個(トマト缶2分の1でも)
植物油 適量
小麦粉 大さじ2
鶏ガラスープの素 大さじ2
●クミン 小さじ1
コリアンダー 小さじ1
ターメリック 小さじ2分の1
●カレー粉 大さじ2
水 カップ5
カイエンペッパー 適量
黒胡椒 適量
塩 適量

【作り方】
玉ねぎは出来る限り薄切りにし、にんにくと生姜はすりおろします。鶏肉には塩(分量外)を少し振って揉み、置いておきます。

香りの穏やかな植物油を鍋底一面にたっぷりと引き、油が冷たいうちから玉ねぎ、にんにく、生姜を中火〜強火でキツネ色になるまで炒めます。途中で少量の水を加えて、水気を飛ばしては、再び加えるというのを繰り返すと割合早く炒めることができます。

玉ねぎやにんにくなどを炒めている間に別の鍋に少量の油を引き、鶏肉にもおいしそうな焼き色をつけましょう。後に煮込むので、ここで完全に火を通す必要はありません。

玉ねぎやにんにくなどがキツネ色に炒まったら皮を剥いて刻んだトマトを加えて煮詰めます。

水気が少なくなったら●印のついたスパイスと小麦粉を加えて、弱火〜中火で炒め、香りを出します。小麦粉の粉っぽさや粉臭さが無くなるまで、しっかり炒めます。これでカレーの素となるルーの出来上がりです。

分量の水を少しづつ加えて、ルーを溶きのばし、おいしそうな焼き色をつけた鶏肉、鶏ガラスープの素を加えて肉が骨から簡単にはずれるくらい柔らかくなるまで弱火で煮ます。鍋底が焦付きやすいのでご注意ください。圧力鍋を使って15〜30分ほど加圧すると時間を短縮することができます。

仕上げに塩で塩気を、カイエンペッパーと黒胡椒で辛みをつけます。辛みはこの段階で初めてつけます。目安としてはカイエンペッパーは後からじわじわくる辛さで、黒胡椒は口に入れた瞬間にピリピリくる辛さです。味を見ながら調節してください。

軽くひと混ぜしたらチキンカレーの出来上がり。焼きたてのナンやチャパティに合わせるのも良し、炊きたての白いご飯に合わせるのも良し、熱々を汗をかきかき食べるのが最高です。