ヒモの手帖

今日は何を作ろうか

チゲ鍋

冬の寒い日に食べる真っ赤なチゲ鍋は格別です。どんなに寒い日でも、まるでマグマのようにふつふつ煮立って湯気が立ち昇るチゲ鍋を頬張っていると次第に体の中から温まって、否が応にも汗をかいてしまいます。チゲ鍋は辛さがもちろん特色だけれど発酵食品であるキムチや肉、魚介類、野菜などの出汁が渾然一体となった何とも言えない旨みも大きな魅力です。特にホワイトソーセージは出汁としても具としてもチゲ鍋と相性抜群!鍋にソーセージという組み合わせはあまり馴染みが無いかもしれないけれど、ぜひ一度お試し下さい。

【材料】約2人分
白菜 4分の1玉
えのき 1袋
卵 2個
寄せ豆腐 2個
豚バラ肉 1パック
キムチ 1パック
ホワイトソーセージ1袋
(レモンやバジル味でもとてもおいしいです)
ワタリガニ 1パック
シジミ 1パック
ガラスープの素 大さじ3
ごま油 適量
酒 カップ4分の1
水 鍋に半分くらい
塩 適量

【作り方】
まず、食べやすい大きさに切って軽く塩をした豚バラ肉とキムチを一緒に揉み込みます。

鍋に水を加えて沸かし、同時にフライパンにごま油を引いて熱し、ワタリガニとシジミを焦げつかないように強火で炒めます。

ワタリガニとシジミが炒まったら鍋に加えて煮ていきます。フライパンにお湯を加えて鍋肌をこそげて鍋に戻し、旨みを残さないようにしましょう。

空いたフライパンをきれいにしてごま油を引き、揉み込んでおいたキムチと豚バラ肉をおいしそうな焼き目がつくまで炒めて鍋に加えます。ワタリガニとシジミを炒めた時と同じように鍋肌をこそげます。

ガラスープの素、酒、塩を加えて味見をします。足りなければ塩で味を調えます。この後、野菜や豆腐をたくさん入れるので少し濃いめに味付けを。辛味が足りない方は一味唐辛子やカイエンペッパーなどを加えるとよろしいかと思います。

鍋は弱火〜中火でふつふつ煮ながら、野菜を食べやすい大きさに切って鍋に加えます。はじめは白菜から煮ていき、白菜に火が通ったらえのきを入れます。

仕上げに寄せ豆腐、ホワイトソーセージ、卵を鍋に加えたら卵が半熟になるまで煮て出来上がりです。

熱々のうちに召し上がれ!〆には雑炊はもちろんのこと、うどんもよく合います。